
ニュースリリース
沖縄公庫、(株)フルステムに対し、BORベンチャーファンド及び(株)沖縄タイムス社と協調して出資を実行 ~再生医療分野における研究開発事業を支援~
令和元年11月12日
沖縄振興開発金融公庫
沖縄振興開発金融公庫(理事長:川上好久)は、(株)フルステム(本社:那覇市、代表取締役:千葉俊明、以下「当社」)に対し、(株)琉球銀行が出資する「BORベンチャーファンド(運営会社:(株)りゅうぎん総合研究所)」及び(株)沖縄タイムス社と協調して出資を実行しました。
(株)琉球銀行及び(株)沖縄タイムス社は、他3社と合同でベンチャー企業の創出・育成を目的とした「OKINAWA Startup Program」を主催しており、今回の出資は同プログラムの一環によるものです。
【当社の概要】
当社は平成28年8月に設立され、再生医療技術の研究開発、機器の製造販売を行っています。当社が独自で展開する事業は、沖縄県産業振興公社が実施する「ベンチャー企業スタートアップ支援事業」に採択されたほか、沖縄県の「先端医療産業開発拠点実用化事業」にも採択されています。
【新事業の概要】
当社は、世界初となる不織布で培養した幹細胞を安全・確実かつ効率よく回収する技術を確立し、その技術を応用した自動細胞培養装置を開発しました。
当社は平成28年8月に設立され、再生医療技術の研究開発、機器の製造販売を行っています。当社が独自で展開する事業は、沖縄県産業振興公社が実施する「ベンチャー企業スタートアップ支援事業」に採択されたほか、沖縄県の「先端医療産業開発拠点実用化事業」にも採択されています。
【新事業の概要】
当社は、世界初となる不織布で培養した幹細胞を安全・確実かつ効率よく回収する技術を確立し、その技術を応用した自動細胞培養装置を開発しました。
装置の特徴として、全自動での培養が可能となったことで従来の手法で要していた人件費等のコストを大幅に圧縮でき、少量の細胞で安価に培養できること、小型化の実現によりクリニック等での導入も可能となることなどが挙げられます。
【本事業における出資の意義】
今回の資金調達は、当社の事業拡大に向けた販売活動の促進や装置の機能強化のための研究開発等を目的としています。
今回の資金調達は、当社の事業拡大に向けた販売活動の促進や装置の機能強化のための研究開発等を目的としています。
当社の自動細胞培養装置が広く普及することで、再生医療分野における研究開発の更なる進展や安価で効果的な再生治療の実施が期待されます。また、沖縄県が推進する先端医療の実用化事業に貢献し、沖縄発の再生医療が全国に広がっていくことが期待されます。
<出資先の概要>
(1) 企業名(代表取締役) | 株式会社フルステム(千葉俊明) |
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(2) 所在地 | 沖縄県那覇市天久二丁目1番15号 |
(3) 事業内容 | 全自動細胞培養装置の開発・販売 |
<新事業創出促進出資制度の概要>
(1) 出資対象者 | 沖縄において ・新たに事業を開始しようとする方 ・事業を開始した日以後5年を経過していない方 ・新たな事業分野の開拓を行う方 |
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(2) 出資限度額 | 新事業に必要な資本の額の50%以内 |
(3) 出資実績 | 平成14年度より開始された新事業創出促進出資の実績(累計) 67件、28億6,814万円(令和元年11月12日現在) |
<お問い合わせ先> 新 事 業 育 成 出 資 室 宮良 Tel 098(941)1907 業務統括部 業務企画課 銘苅 Tel 098(941)1740 |



本件に該当するSDGs
最終更新日:2019年11月12日